【2018年版】マニラの電車(MRT・LRT)の乗り方 安全面は?料金は?基本事項をまとめます

マニラの電車(MRT)の乗り方

先日、久しぶりにマニラの電車・MRTに乗りました。

私は2015年にLRTとMRTにひとりで頻繁に乗っていた時期が(ちょっとだけ)あったのですが、その時より快適になっていました♪

 

マニラの電車といえば、治安の不安から日本人はあまり乗らないようにしている人も多いと思うのですが、渋滞のひどいマニラでは遠くへ行く場合は車よりも早く移動できることがあります^^

そこで、安全面はどうなの?料金は?観光地に近い駅はどこ?といったマニラの電車の乗り方の基本事項をまとめてみます。

マニラの電車の種類 LRT/MRT/PNRとは

マニラの電車は以下の4種類。

  • LRT(Light Rail Transit)Line1
  • LRT(Light Rail Transit)Line2
  • MRT(Metro Rail Transit)Line3
  • PNR(Philippine National Railways)

LRT・MRTはメトロ・マニラという首都圏内を走る電車で、PNRはメトロ・マニラと地方都市を結ぶ電車です(ざっくりとした解説ですみません)。

PNRについては運休エリアがいろいろあって、運行が限定的なのでHPを詳しくみていただければと思います。

PNRのHP→Philippines National Railway HP

PNRの路線図→PNR Map

PNRの時刻表→PNR Time table(ManilaーCalamba間のみ)

LRT/ MRTの路線図

主要な路線であるMRT、LRTの全体図はこちら。

Manila_metro

By Laura Sun – Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=31486335

 

路線図の色から、LRT-1はグリーンライン、LRT-2はブルーライン、MRT-3はイエローラインとも呼ばれます。

*2015年以前の路線図は色が違うので注意してください。

運行時間

運行時間は以下のとおり。

始発(平日・土日祝日)終電(平日)終電(土日祝日)
LRT Line15:00 am9:30 pm(Baclaran発)

10:00 pm (Roosevelt発)

9:00 pm(Baclaran発)

9:30 pm (Roosevelt発)

LRT Line25:00 am9:30 pm(Santolan発)

10:00 pm(Recto発)

9:00 pm
MRT Line35:00 am11:00 pm11:00 pm

参考:LRT HP→Operating Schedule

料金

LRTは初乗り15ペソ〜最大30ペソ。

MRTは初乗り13ペソ〜最大28ペソ。

LRTに関してはBeep CardというICカードを利用すると割引があるようです。

詳細→LRT Ticket and Fares

MEMO

マニラの公共料金の運賃は頻繁に改定があるので、最新情報は駅で直接取ったほうがいいと思います。

LRT / MRTの駅一覧と最寄りのスポットメモ

LRT-1(20駅)

ケソン市のRoosevelt駅からパサイ市のBaclaran駅までメトロ・マニラを縦に走る路線。

マーケットや政府機関などを通るため地元の人の重要な足になっています。

観光地として有名なイントラムロスやチャイナタウン(Binondo)地区もあるエリアですが、治安には注意が必要なところも多いです。

駅名(カタカナ)メモ
Roosevelt(ルーズベルト)ケソン市。
Balintawak(バリンタワク)ケソン市。
Monumento(モニュメント)カローカン市。
5th Avenue(フィフスアベニュー)カローカン市。
R. Papa(アールパパ)マニラ市。トンド地区の端。世界有数の人口密集地で、スラム街も多くあるので、観光気分では気軽に立ち入らないほうがいい場所のひとつ。
Abad Santos(アバドサントス)
Blumentritt(ブルメントリット)
Tayuman(タユマン)
Bambang(バンバン)アジア最古と言われるSanto Tomas大学の最寄り駅。
Doroteo Jose(ドロテオホセ)Recto駅(LRT-2)と乗り換え
Carriedo(カリエド)Binondo(世界最古の中華街)、Quiapo(ローカルマーケット)の最寄り駅。ただし駅から徒歩での移動は治安の面でおすすめしません。
Central(セントラル)Ermita地域にあるものの、位置的にはイントラムロスの横。イントラムロスはマニラ有数の観光地。
U.N. Avenue(ユーエヌアベニュー)/ United Nations(ユナイテッド・ネイションズ)リサール公園の最寄り駅。多くの政府機関や大学も集うエリア。
Pedro Gil(ペドロヒル)PGH(Philippine General Hospital)の最寄り駅。PGHはパブリック病院としても最も権威ある病院のひとつ。名門フィリピン大学の医学部もこの施設に隣接しています。
Quirino(キリノ)マニラの繁華街、Malate地区にあります。
Vito Cruz(ビトクルス)この駅より北はP.Papaまでマニラ市。
Gil Puyat(ヒルプヤット)この駅から南はパサイ市。
Libertad(リベルタッド)別名Antonio Arnaiz駅。
EDSA(エドサ)Taft Ave.(MRT-3)と乗り換え日本大使館は徒歩15分。Mall of Asiaの最寄り駅でもあるものの、車で20分はかかります。
Baclaran(バクララン)巨大ローカルマーケット(治安注意)。

LRT-2(11駅)

マニラ市のRecto駅からマリキナ市のSantolan駅を結ぶ、メトロ・マニラを横断する路線。

ケソン市などの学生街を通るため通学で利用されることが多く、日本人にはあまり馴染みがない駅が多い印象です。

駅名(カタカナ)メモ
Recto(レクト)マニラ市。Doroteo Jose(LRT-1)と乗り換え
Legarda(レガルダ)
Pureza(プレザ)
V.Mapa(ヴィーマパ)マニラ市。
J.Ruiz(ジェールイス)サンフアン/サヌアン(San Juan)市。
Gilmore(ギルモア)ケソン市。ここからKatipunamまでケソン。
Betty Go Belmonte(ベティーゴベルモント)
Cubao(クバオ)Araneta Center Cubao(MRT-3)と乗り換え
Anonas(アノナス)
Katipunan(カティプナン)ケソン市の名門校、アテネオ大学の近く。
Santolan(サントラン)マリキナ市。

MRT-3(13駅)

Pasay(パサイ)のTaft Avenue駅とQuezon(ケソン)のNorth Avenue駅を結ぶ路線。マカティ(Ayala)やマンダルヨン(Ortigas)などの経済の主要都市を経由します。

そのため通勤時間帯は大混雑。特に朝の8時ごろや夕方5時ごろのアヤラ駅は改札を超えて駅の外まで行列になることがあります。

駅名(カタカナ)メモ
North Avenue(ノースアベニュー)ケソン市。TrinomaSM City North EDSAの最寄り。SM City North EDSAはフィリピン最大の敷地面積があるショッピングモール。
Quezon Avenue(ケソンアベニュー)
GMA Kamuring(ジーエムエーカムニン)
Araneta Center Cubao(アラネタセンタークバオ)Cubao(LRT-2)と乗り換えFarmers Marketという巨大ローカルマーケットが目の前にあります。
Santolan Anapolis(サントランアナポリス)ここからNorth Avenueまでケソン市。
Ortigas(オルティガス)マンダルヨン市。オフィスが多いエリアのひとつ。SM Megamallの最寄り駅。
Shaw Boulevard(ショーブルバード)EDSA Shangri−la MallEDSA Shangri-la Hotelと接続。
Boni(ボニ)ここからOrtigasまでマンダルヨン市。紛らわしい地名としてBonifacio Global Cityがありますが、タギッグ市なのでこことは別。
Guadalupe(グアダルーペ)マカティ市。ロックウェルとBGCの間。ローカルマーケットがあります。
Buendia(ブエンディア)
Ayala(アヤラ)マカティ市の中心部、アヤラセンターへ接続。SM Makati〜Greenbeltまでの買い物、観光に便利。BGCバスとの乗り換えでBGC(ボニファシオグローバルシティ)にも行けます。
Magallanes(マガリアネス)
Taft Avenue(タフトアベニュー)パサイ市。EDSA駅(LRT-1)と乗り換え

電車(MRT)の乗り方

Ayala駅からAraneta Center Cubao駅まで乗ったときの流れをご紹介します。

LRTも大まかな流れは同じです^^

1.チケットを購入する

MRTの乗り方

窓口に並んでお金を支払います。

2018年4月時点の料金はこちら。最初の2駅は13ペソ(≒25円)、終点まで行っても24ペソ(≒50円)。安い!

MRTの乗り方

 

料金表がよく見えなかったら駅の名前を言えばOK。テレホンカードみたいなチケット(1回券:Single Journey Ticket)を渡されます。

MRTの乗り方

昔は紙のチケットだったので、ずいぶん便利になりました。^^

2.改札からホームへ行く

改札に入る前に、セキュリティチェックがあります。

一応持ち込み禁止のものも看板に書いてありますね。ただ、フィリピンあるあるで、荷物の中をちゃんと見てはいません^^;

MRTの乗り方

 

改札はこちら。自動改札です。よく遊園地などで見かける、バーをがしゃんと押しながら通るタイプ。

MRTの乗り方

 

カードを「Insert SJT」という緑ところに入れてからバーを押して通り抜けます。カードは前から出てきます。

*SJTはSingle Journey Ticketです。後ほど説明するBeep Cardの場合は、改札の上の青いマークにカードをかざして通ります。

MRTの乗り方

 

ホームはこんなかんじ。わりと広いですね。

MRTの乗り方

 

前の方にLOADING AREAという区切られた場所があります。これは、女性、子ども、お年寄り、障害を持つ人向けの車両を待つエリアです。

MRTの乗り方

 

実は私が以前電車を使っていたときはこの優先車両ばかり乗っていたので、ホームまでは激混みのラッシュ時でも車内ではそこまでの混雑にぶつかったことがありませんでした。

女性は優先車両がおすすめです^^

 

MEMO

アヤラ駅は改札に入ってからどちら行きのホームにも降りれるようになっていますが、駅によっては改札内のホーム移動が簡単にできないような場所もあるようです

初めての駅では改札に入る前に目的地方面のホームに行けるか確認しておくと安心ですね。

3.電車に乗る

MRTの乗り方

ホームには乗車口を示した矢印マークがあり、そこに並んで電車の到着を待ちます。

日本みたいに「降りる人が先」といったマナーはないので、電車が到着したら乗る人と降りる人でごちゃごちゃするドアからがんばって乗り込みます。

注意
車内のアナウンスはほとんど聞こえません。駅の数を数えるか、ホームの看板に目を凝らして目的の駅で降ります。

 

ホームに降りたら、シングルチケットの場合は目的地の改札にカードを入れておしまいです。

便利なICカードがあります:Beep Card

私が電車を乗る時に使用するのはチケットではなくBeep CardというICカードです。別名Stored Value Card(SVC)と呼ばれます。

LRT、MRT、BGCバスや空港バスなどで使えます。

初回は100ペソ(≒200円)で購入。80ペソ分の料金が含まれています。

 

私はBGCバスを日常的に使っているのでよくチャージして使っていますが、小銭いらずなのでとても便利。

Beep Cardのチャージ(Load)方法

マニラでは料金をチャージするときに「Load」という言い方をします。チャージ方法は主に3つ。

  • 駅などのカード販売ブースでチャージする
  • コンビニエンスストアでチャージする
  • スマートフォンアプリ(Coins.ph)でチャージする

一番わかりやすいのは、カードを販売しているブースでチャージする方法ですね。

BGCは駅がないのですが、Market!Market!のバスチケット売り場でチャージもしてもらえます。

そのほか、詳しいロード場所はこちら→Loading Station

 

コンビニはセブンイレブンなど各地にあって便利ですが、5ペソの手数料を取られます。

 

最新の方法としてはスマートフォンアプリ、Coins.phを利用する方法。

自宅でできるそうなので、私も次にトライしたいと思っています^^

マニラの電車は危ないの?気をつけるポイント

今回乗って感じた安全面の変化

マニラの電車は危ないので外国人はあまり利用しない、と耳にすることも多いかもしれません。

確かに外国人は少ないので、日本人であるだけで目立つ面はあります。

ただ、今回乗ってみて、緊張感を感じるような場面は以前より少ないような印象でした。

特におどろいたのがこの2点。

  • 車内の多くの人がスマートフォンを触っている。
  • 車内で寝ている人がいる。

これは以前電車に乗っていたころ(2015年)には見られなかった光景です。

今回は夫と息子が一緒だったので、女性などの優先車両(Loadinf Area)ではなく一般の車両だったことも関係しているのかもしれませんが、荷物を抱えて寝ている(目をつぶっている)人が複数いたのが印象的でした。

中には床に座り込んでぐうぐう寝ている人も!まるで金曜日の夜の日本のよう。

 

スマートフォンに関しては、街なかでもフィリピン人が当たり前に持っている様子を目にします。

アイフォンなどの高級機種はやはり少ないですが、アンドロイドであれば安価なものもあるので身近になってきているんですね。

 

そのため、自分の持ち物や身なりが目立たなくなり、緊張感がぐっと減りました。

 

余談ですが、車両に乗り込んだ途端に息子を抱っこしている私にささっと席を譲ってくれる人がいたという嬉しいエピソードも。フィリピンの人は本当に妊婦さんや子どもに優しいです。^^

車両の座席も比較的キレイなので、子連れで乗っても清潔面で心配ということはなかったです。

電車に乗る時に注意するポイント

そうは言っても、はやり安全面で気をぬいて利用することはできないマニラの電車。

圧倒的に多く聞く犯罪はスリです。

スリの被害を予防するためのポイント

  • アクセサリーを外し、お金持ちに見えないシンプルな格好で乗る。
  • ポケットの中に物を入れない。(携帯電話など)
  • 荷物はリュックも含めて体の前に持つ
  • 財布はバッグの外ポケットではなくバッグ本体に入れる。
  • 体を密着させてくる人に注意する。
  • 人前で貴重品を出し入れしない(貴重品の場所を周りに知らせない)。
  • ラッシュアワー(7〜10am, 5〜8pm)を避ける。

 

また、乗車口は降りる人と乗る人でごちゃごちゃになるので、サッと盗って降りられないよう、できるだけ車両奥の広い空間を陣取ることもポイント。

ただ、奥に入ると降りるとき声をかけながらがんばって進む必要があるので混雑時は大変なんですよね。どの位置に乗るか悩ましいです。^^;

知っておくと便利な情報として、Wikipediaに駅の進行方向に対してどちらのドアが開くのか記載されていることがあります。

例)MRT Ayala駅

マニラの電車の乗り方

引用:https://en.wikipedia.org/wiki/Ayala_MRT_station

これを事前に調べておくと、降りる駅で開く側のドアの近くへ徐々に移動するというテクニックが使えます。

 

スリの手口も巧妙化していて、外ポケットの内側をジョキッと切られて財布を盗られたので見た目の変化がなく、次に財布を使うときまで気づかなかったなんて話も耳にします。

最低限の貴重品を持って乗る、貴重品を分ける、などの工夫をする必要もあるかもしれません。

乗り換え案内アプリを活用しよう

最近マニラで出てきた便利なアプリが、乗換案内アプリ、Sakay.ph

これは、ジプニーや電車、バスなどを組み合わせた行き方を何通りか提案してくれるという画期的なアプリです。

詳しくはフィリピン在住者が入れておくべきアプリ!交通系から便利系まで15選♪ Sakay.phの項目をご覧ください^^

まとめ

悪名高いマニラの電車ですが、安全に利用できれば遠くまで安く楽に移動できるので便利です。

機会があれば、十分スリに注意して乗ってみてくださいね。

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