マニラ在住のみふゅ(@mifyu_manila)です。
小さなお子さんと一緒の毎日は楽しいけれど大変ですよね。
たまにはリフレッシュしたい、子どもを普段と違う環境に連れて行ってあげたい、もしくは英語を勉強したいけど集中してなかなか時間が取れない、、
そんなふうに思ったとき、「シッターさんを雇ってフィリピン留学」という手段があります。
先日、2歳半の息子と一緒にフィリピン・タガイタイの語学学校、Face to Faceにプチ留学してきました。^^
フィリピン留学といえばセブが有名ですが、今回はセブ以外のエリアを含めて語学学校を探しました。
ここでは、
- 親子留学する学校を選ぶときのポイント
- 検討した親子留学の学校
という2点を中心に、我が家の語学学校選びをまとめたいと思います。
子ども連れでチェックしたい語学学校のポイント
通常の留学のときにまずチェックしたいポイントは以下の7点。
- 立地(都会か田舎か、ビーチか山か)
- 経営母体が日系かその他か(日本人比率にこだわる、食事にこだわるなど)
- 独自のカリキュラムや希望のメソッドがあるか(IELTSやTOEIC、カランメソッドなど)
- 設備やアメニティ(滞在先の清潔さ、自習スペースの有無など)
- ルールが厳しいか自由か(スパルタ式や門限の有無など)
- ネイティブの授業を希望するか
- 予算はどのくらいか(費用が高いほうが設備は整っていて年齢層も高めの傾向がある)
詳しくは別記事でまとめます^^
親子留学の場合は、滞在の形式に合わせて以下の点もチェックします。
子どもも英語のレッスンを受ける場合
- 子ども向けのマンツーマンのカリキュラムがあるか
- 現地のプレスクール(幼稚園)へ通わせるプランがあるか
子どものレッスンが不要な場合
- ベビーシッターを雇えるか
お子さんにレッスンを提供する学校の場合、子ども向けカリキュラムがあるかどうか確認すると安心です。
また、いろんな国の子どもたちと交流できるプレスクール(幼稚園)プランを出している学校も多くあります。プレスクールは移住したご家族や駐在員のご家族が多く通う学校で、英語を使いながら子どもらしい遊びやアクティビティを集団でできるのは魅力的。
一方、親だけレッスンを受けそのあいだにお子さんを預けるという方法もあります。
フィリピンでは大家族で幼いころから妹や弟、姪っ子甥っ子と関わる人が多く、ベビーシッターの制度が盛んなので、お子さんの対応がとても上手なシッターさんにお願いできるのがメリット。
彼女たちはビサヤ語やタガログ語といった現地の言葉もしゃべりますが、英語でのコミュニケーションを取ることができます。
更に、
- 子ども向けのご飯の用意ができる(キッチンがある)、もしくは子どもが食べられるメニューを提供してくれる
- 子どもが遊べるスペースがある
- 子連れで外出できる環境
といったオプションを考慮するといいと思います。
私の留学の目的と選ぶ条件
今回の私の目的は、主に以下の3点。
- 私自身のリフレッシュ
- 息子をのびのびと広いところで遊ばせたい
- 語学学校を通じて集まるおもしろい人たちと出会いたい
ここから私が重視したポイントは、以下の4点。
- 楽しく勉強できる環境(ルールはゆるめ)
- 子どもがのびのびと走れる環境(田舎希望)
- 面白い人が集まりそうな学校
- シッターさんを雇える学校
子どもには特に英語のレッスンは設けず、ベビーシッターさんを雇える学校を探しました。
また、普段はマニラに住んでいてきれいな空気のなか外遊びができる機会がなかなかないので、可能であれば外で遊べる治安と自然が整っているエリアがいいなと思い、絞りました。
私が検討した親子留学の学校
私が検討したのは、セブ(マクタン含む)、ドゥマゲッティ、ボラカイ、タガイタイ。
★問い合わせまでしたのは半数くらいなので、情報が公式Webからのみものもあります。最新の情報は直接お問い合わせください。
Kred Kids | Cebu | 日系 |
ELSA INTERNATIONAL LANGUAGE SCHOOL | Cebu | 韓国系 |
DETi | Dumaguete | 日系 |
SPEA | Dumaguete | 日系 |
Face to Face(F2F) | Tagaytay | 日系 |
Paradise English Boracay | Boracay | カナダ系 |
Boracay Coco | Boracay | ? |
Cebu(セブ)の学校と特徴
日本から4時間〜4時間半の直行便でたどり着けるフィリピンを代表する留学地、セブ。
空港のある「マクタン島」とシティのある「セブ島」をあわせて留学エリアと捉えることが多いです。
マクタン島はビーチリゾートなど息抜きをしながら過ごしたい人向けの学校が集まっていて、セブ島(セブシティ)はフィリピンらしい街の雰囲気のなかで英語を使いながら生活することができます。
また、語学学校の数はフィリピン随一なので、自分の目的にあった学校を見つけやすいのが最大のメリット。
ただ、セブにはいっぱい親子留学できる学校があるんですが、3歳以上などお子さんも一緒に英語のレッスンを受けるというプランの学校が多め。
また、セブシティのど真ん中だと排気ガスや車通りもかなり多いので、外で遊ばせるというのは難しいかもしれません。
ということで、私の求める条件でピンときた学校は少なかったです。
Kred Kids
- 親子留学に特化した専用校舎あり
- 0歳6ヶ月から参加できる独自プログラムあり
- セブのITパーク内に立地(比較的きれいめなエリア)
- シッターさんが学校専属でお料理作りもお願いできる
Kred KidsのあるITパークはセブシティの中心部なので立地としてはかなり便利です(以前このあたりの別の語学学校に留学していたことがあります)。公園や歩道が整備されているなど、セブシティのなかでは開発された綺麗なエリア。
校舎もベイビーフレンドリーに作られている様子なのは高ポイント。
ここの最大のメリットは、キッチンがあることに加え、シッターさんが学校専属でお料理までお願いできること。これはありがたい!
ELSA INTERNATIONAL LANGUAGE SCHOOL
【Facebook(日本語)】https://www.facebook.com/elsajapan2004/
【Web(韓国語)】http://www.apielsa.com/
- セブシティ中心部から30分〜1時間離れた場所にある、リゾート型留学
- 5万平方メートルともいわれる広大な敷地に、プールや庭園があり、海も徒歩圏内
- 親子留学向けにプレイエリアもある
- 日本人が少ない
- 韓国系なので食事は合わないかも
- 設備はだいぶローカル寄り
ELSAは敷地がすごく広くていいなと思いましたが、こちらの訪問記(ELSAへ行ってきました!! )を見るとお部屋などは古そうかも、、(・・;
また、スパルタ寄りなので、私のリフレッシュという目的からも少し違うかなというかんじでした。
問い合わせしていないので受け入れ年齢は不明ですが、キッズルームなどがありそうなので小さい子もいけるかなーという予想。
日本人の少ない学校でしっかり勉強したい場合は良さそうです^^
Dumaguete(ドゥマゲッティ)の特徴と学校
最後までうちの有力候補だったドゥマゲッティ。
セブ島のすぐお隣にある島の都市で、マクタンもしくはマニラ(ニノイアキノ空港)から乗り継ぎをする必要がありますが、フィリピン在住者には密かに人気のリゾート地のひとつです。
フィリピン屈指の学園都市として知られ、治安の良さでも有名。
留学していた友人の話では、おしゃれなカフェなどが多く、街がとてもきれいだそう。
費用はセブに比べ割安で、欧米の人が多く訪れる都市のためネイティブイングリッシュに触れられるという点でも留学先として注目されています。
参考
ドゥマゲッティPhilippine Walker.com
そんなドゥマゲッティ、親子留学のできる学校がいくつかありますが、候補として絞ったのは以下の2つ。
DETi
【Web】http://deti.jp/
- ビーチフロント
- プールあり、ガーデンあり
- ヴィラ、コテージに滞在(キッチンあり)
- 食事が平日の朝昼のみ
- 洗濯は自分でする
環境がとにかく素晴らしいDETi。親のリフレッシュのための留学コースもあり、私の目的に一致していそうな雰囲気でした。ベビーシッターも雇えます。
ただ、夕食と土日の食事が別料金であることと、お洗濯が自力だということで、完全に家事から離れたいな〜という今回はちょっと要検討。(子どものごはんは作るけど自分のは作りたくない〜)
ただ、短期の場合は夕食を頼んだとしてもお値段的にはそれほど大きく変わらないのと、夕食の時間を気にせず外出や外食できるのはメリットにも感じます。
あと、ドゥマゲッティの街の中心部からは少し離れたリゾートエリアになるので、街歩きを楽しみたい場合は少しお出かけに時間がかかるというのがネックかなと。
SPEA
【Web】https://sp-ea.com/
- 1ヘクタールの広大な敷地のなかにある本校舎
- ゲストハウススタイルの校舎もあり(こちらのほうが中心部へのアクセスは良い)
- 本校舎には動物がいるらしい
- 親子留学が多い
SPEAの本校舎はドゥマゲッティ中心部からトライシクルで15分の距離にあるそうで、自然とふれあいたいうちとしてはこちらの校舎がいいなと思いました。フィリピンの田舎、とっても良い雰囲気のところが多いのです。
馬や犬などの動物もいるそうで、(病気などの意味で)安全に動物と触れ合うことが難しいフィリピンにおいて、こういう機会は貴重です。
問い合わせに対しても非常に丁寧なご案内があり、設備面として、セブの都会の学校(コンドミニアム滞在型など)と比べると素朴な雰囲気であることなど正直にお話ししてくださったのでかなり好印象でした^^
Tagaygay(タガイタイ)の特徴と学校
フィリピンの首都マニラがあるルソン島の避暑地として有名なタガイタイ。
マニラの空港から車で2時間程度の場所にある街で、富裕層の別荘があったり自然豊かな環境を利用したウェルネス施設などがあるエリアです。
ここにある親子留学のできる学校は(おそらく)ひとつ。
Face to Face
- ビレッジの1軒屋をいくつか利用した学校
- 滞在場所に先生も住んでいるので、食事や朝・夜でも英語を使う環境を作ることができる
- ビジネス英語、医療英語などのほか、世界一周コースや大学入試支援コースなどいろんなカリキュラムがある
- リピーターが多い
- ネイティブスピーカーの講師がいる
語学学校としては変わった特徴を持つFace to Face(F2F)。
私の住むマニラから2時間程度で到着するタガイタイというリゾートで治安が良く、そのなかでも学校のあるビレッジ(入り口にセキュリティガードのいる住宅街のこと)は豊かな自然とショッピングモールなどの便利さが共存している貴重な場所に位置しています。
日本人経営ながら学校の先生と授業時間以外でも会話の機会を設けることができるというのが魅力のひとつ。
親子留学を全面には打ち出してはいませんが、定期的に親子の受け入れをしているとのこと。
Boracay(ボラカイ)の特徴と学校
フィリピン屈指のビーチリゾート、ボラカイ。
マニラやセブからの乗り継ぎで1時間程度の場所に位置し、美しいビーチを目当てに欧米の観光客が絶えない場所です。
そこにある語学学校のうち、親子留学ができそうなのは2つ。
Paradise English Boracay
【Web】https://paradiseenglish.com/
- カナダ人経営で欧米系ネイティブスピーカーの授業がある
- グループクラスが多め
- 生徒比率は多国籍
- ビーチまで徒歩圏内
珍しく母体がカナダ系ということで、日本人が少ない環境でリフレッシュするには最適の学校かなと感じます。
ただ、もともとリゾート価格であることと、グループクラスが多いカリキュラムが多めなので、マンツーマンメインのフィリピン留学としてはちょっとコストがかかる印象です。
親子留学のサイトでよく名前が出てくる学校なのですが、シッターさんがいるかどうかは不明、、(・・;
参考
フィリピン親子留学におススメな学校6選。ママと3歳の息子が実際に体験!ママぴよ留学
Boracay Coco
【Web】https://boracayenglish.com/en/
- 小規模校
- ビーチまで徒歩圏内
- お部屋がきれいそう
ここは口コミを見つけることができなかったんですが、少人数でアットホームな雰囲気の学校だなと思います。
親子留学も可能で、Websiteのギャラリーに赤ちゃんとベビーシッターさん?とみられる写真があるので、就学前の子も受け入れ可能かなという予想。
ただ、ここもリゾート価格です。^^;リフレッシュとしてはすごく良さそうだなあと思いつつ、予算オーバーでした。
ボラカイは政府の方針で2018年10月まで一時的に閉鎖されていたので、ホテルによってはまだ営業再開後の体制が整っていないことがあります。
留学の場合も、最新の情報をご確認ください。
まとめ
私はリフレッシュメインだったので授業時間を少なめにして、のんびりとした環境のなか息子も私もゆっくり過ごすことができました♪
フィリピンでは親子・子連れ留学できる学校がご紹介した以外にもたくさんあります。目的に合った、ぴったりの学校が見つかりますように。^^