ローカルマーケットが大好きな我が家。(というか私が好きなだけですが^^;)
日本人にはパサイのCartimar(カルティマール)Wet Market、マカティのGuadalupe(グアダルーペ)Nuevo Public Marketと並んで有名なケソンのCubao(クバオ)Farmers Marketに行ってきました♪
Cubao Farmers Marketとは
住所:L1, Farmers Plaza, 59 General Araneta, Cubao, Quezon City(Araneta Centerの一部)
営業時間:3:00AM-9:00PM(Tue.-Sat.), 4:00AM-9:00PM(Sun.-Mon.)
Dampaは7:00AM-10:00PM(Mon.-Thu.), 7:00AM-11:00PM(Fri.-Sun.)
URL: https://www.aranetacenter.net/pages/farmersmarket
マニラにはたくさん市場があるんですが、クバオのファーマーズマーケットはその中でも最大規模のマーケットという評判で有名です。
うちのメイドさんも、カルティマールに行くならファーマーズマーケットに行けばいいのに、あっちのほうが新鮮で種類も豊富なのに、と良く言います。
でも、ケソンってうちのあるBGCから見ると遠いんですよ(イメージ)。
休日朝に出かけて車だとカルティマールは30分、グアダルーペは15分で着きます。
ところが、クバオをグーグルさんで調べたら車で40分くらい。あれ、意外とそんなにカルティマールと変わらないかも(゜▽゜)
クバオファーマーズマーケットを調べてみたら、、
- 駅のすぐ近くなので電車が使える。
- 規模が大きい。
- 魚の仕入れが午後らしい。
- Dampaがある。
えーダンパがあるの!と、ここで一気に興味がわく私。
Dampaとは
ダンパとは、市場から仕入れた食材(主にシーフード)を持ち込んで調理してくれるレストランのこと。
以前MOAの近くのSeaside Dampaに友だちと行ったんですが、市場を見ながら料理の相談をお店の人とわいわいするのが楽しく、お料理も素朴で美味しかったんですよね。
ファーマーズマーケットはお魚の仕入れが午後ということで、カルティマールほど早起きしなくてもいいのが魅力。
ということで、ダンパでお昼ごはん→市場でお買い物という計画を立ててお出かけしてみました^^
Farmers Marketの行き方
BGC(タギグ市)からの行き方はそんなに多くありません。
①車で行く
Uberなき今、自家用車がない人のメインの手段はGrabですよね。Grabはスマートフォンのアプリを使って車を呼び、目的地まで乗せてもらう配車サービス(ライドシェアリング)です。
今のところ、なかなか捕まらなかったりドタキャンされたりとあまりいい経験していないんですが、サービス改善の方針を打ち出しているみたいなので今後に期待です。
(ちなみに、マニラには他のライドシェアのサービスが参入する計画がいろいろあるそうな。始まったら使ってみようと思います)
参考→スニさんのブログhttps://www.sunikang.com/2018/04/after-uber.html
グラブ「もう限界」 客殺到で運賃値上げ訴え:グラブは需要増でサービス限界。今月には5社の配車サービスが参入する
— 日刊マニラ新聞 (@manilashimbun) 2018年5月2日
②BGCバス+電車(MRT)で行く
今回は行きでこの手段を使って、帰りはグラブにしました。
うちの近所からだと、Stop Over→EDSA Ayala(BGCバス)→Ayala駅→Araneta Center Cubao駅(MRT)という流れ。
BGCバスはボニファシオグローバルシティを走るキレイなバスのこと。BGC内をぐるぐる周るCentralルートや、BGCとアヤラ駅をつなぐルートなどがあります。
今回はUpper Westのルートでアヤラへ。前よりもルートが増えて停まるバス停が少なくなったので15分くらいで着きました。思ったより早い。
アヤラからアラネタセンタークバオは20分弱で着きました。
関連記事>>>【2018年版】マニラの電車(MRT)の乗り方
改札が2箇所ありますのでファーマーズマーケットに近い方はどっち?と聞いてから出るといいと思います。
近い方の改札を出て左に進むと、ショッピングモールの入口がありますが、、
ここに入らずに、この右の通路へ行くと階段があります。
階段を降りるとすぐに魚のニオイが。右を見たら、、じゃーん。
ファーマーズマーケットの入口発見!
ファーマーズマーケットのエリアあれこれ
ファーマーズマーケットの中はこんなかんじ。
噂通り、めっちゃ広いです。カルティマールの2倍はありそう。
シーフードエリア
いろんなものが売っていますが、やはりシーフードは豊富。
海ぶどうなどの海藻がモリッと。
エビは小さいものから種類がたくさん。ハーフキロで値段を言われたりするので、ちょっと注意が必要ですね。だいたい500〜600ペソ(≒1050〜1260円)/kgくらいから。立派なのは1000ペソ(≒2100円)/kg以上します。
このあたりは表示はないので、外国人価格なのかもしれませんね〜。
傷みやすい青魚も目がうるうるしてます。これはGintoかなー?
こんなふうにお魚の名前を表示してくれているお店も。
サーモンの切り身やマグロのカマもありますし、魚の開きにしているお店もありました。
びっくりしたのが、サメ。どうやって食べるんだろう、、、(・・:
ほかにも、タチウオやカニ、貝類など生きているものがたくさんあります。
フルーツエリア
果物コーナーも広い!
旬のマンゴー。近所のスーパーはp230〜250ペソ(≒480〜520円)/kgなので、比べると割安ですね。
面白いのは、ハカリが通路に置いてあること。お客さんが自分で量って値段を確認できるみたい。フェアですね〜。
お野菜エリア
お野菜も広いけど、ざっと見た感じではカルティマールのほうが好きかな。魚介類は午後でも、新鮮なお野菜がほしいときは朝早く行かないといけないのかも。
でも見慣れないお野菜がいろいろあるので楽しいです。このウポ(真ん中の黄緑の野菜)の隣の大きな緑の野菜とか。ウリの仲間かな?
お肉エリア
お肉屋さんももちろんあります。珍しいのは、ヤギ!!
お野菜売り場とお肉売り場の狭間くらいのお店で、バンバンさばいています。買わなかったけど^^;
その他
他には、お米やたまごなどのエリア、金物エリア、プラスチック用品エリアなどがあります。
さて、ぐるりとしたらお目当てのDampaへ。
Dampaで食べたもの
ダンパエリアが市場の真ん中にあります。
結構キレイです。ベビーチェアもあるみたいだけど、数が少なくてこの日は使えませんでした。
フードコート風になってて、いろんなお店でオーダーできるみたい。そのシステムに気付かず、入口近くのお兄さんとあれこれ話してそのままオーダー。いろんなお店のメニューを見比べても良かったかも??^^;
我が家がオーダーしたお店はオーソドックスなフィリピンスタイル。調理費ハーフキロで100ペソ(≒210円)から。
来たお料理がこちら。
エビのスイートチリソース
◯Prawns Chili Sauce (php100/half k)≒210円
確か500gのエビを200ペソ(≒420円)くらいで購入。お店の一番おすすめというチリをチョイスしてみました。
辛さはあまりなくて、スイートチリソースです。辛いのが苦手な私も美味しくいただけました^^
ボリュームがありすぎて、こちらはテイクアウト。
白身魚のスチーム
◯Fish Steamed in Oyster(php120/half k)≒250円
スチームといえばラプラプかマヤマヤが定番なんですが、たまには違うお魚がいいなと思い、タラキートにしてみました。タラキートは「シマアジ」の仲間で、結構食べごたえがあります。この日は大きめのを選んでもらって、1匹170ペソ(≒360円)くらいだったと思います。
チャイニーズスタイル(お醤油ベース)と迷って、オイスターに。濃いめですがふっくら美味しい。
空芯菜の炒め物
◯Steamed Veg. w/Garlic (php60/half k)≒120円
お野菜はリーズナブルなKangkong、空芯菜で。こんもり一束10ペソ(≒21円)!
お店の人は「アドボスタイル」って言ってたけど、要するに醤油とガーリックベースだと思います。予想どおりの味。
ガーリックライス
◯Garlic rice (php90/half size)≒190円
オマケで頼んだガーリックライス。メニューには6〜7人用しか載ってなくて、多すぎるよ〜って言ったらハーフにしてくれました。
それでも巨大!!(;゜Д゜)夫と2人では食べきれない、、、日本人の感覚ではハーフでも5人分くらいあるように見えるんだけど。
全体的に味が濃い目のオーダーだったので大人しくプレーンのライスにしても良かったかな、と振り返り。^^;
フルーツシェイク
飲みものはシェイク屋さんで。
◯Four Seasons (php89/Large)≒190円
Four Seasonsが4種類あって、Summerにしてみました。オレンジ、マンゴー、パイナップル、メロンだったかな?
めーーーっちゃ美味しい!!(♡▽♡)
やっぱりフィリピンのフルーツシェイクはハズレなしですねー。
ファーマーズマーケットのDampaの感想
以前行ったDampa Seasideと比べて、開放的で明るい雰囲気なので気軽に入りやすいです。
店頭に既に作ってあるお惣菜が並んでいるお店もあって、そこで選んだものとご飯をおひとりで食べている人もいました。町なかの売店(カフェテリア)方式ですね。
ローカルマーケットにしてはそこまでお安く感じないのは、調理費がハーフキロ(重さが500gよりも少なくても?)からだからかなあ。大人数で行くと割安でいただける気がします。
お店の選択肢がそれほど多くないので、Dampaに初めて挑戦!という人は、意外とシーサイドよりこちらのファーマーズマーケットのほうが利用しやすいかも、と思いました。^^
ファーマーズマーケットで買ったもの
ランチの後は、改めてマーケット内でお買い物。
Bisgo
まずはBisgo(ビスゴ)、日本語でイトヨリ。ピンクに黄色のシマシマが入っているお魚です。この日は15〜20センチくらいのを購入。処理がしやすく、煮ても焼いても美味しいので我が家のお気に入りです。2匹で190ペソ(≒400円)。大きめだからこんなもんかな?
Samaral
マーケットといえばおっかなびっくり新しいお魚にトライするのも楽しみのひとつ。
ダンパのタラキートを買ったこのお兄さんのお店のお魚が新鮮そうだったので、ここで目についたお魚をゲット。
じゃーん。この黄色いテンテン模様のあるお魚です。お兄さんが言うにはタガログでSamaral(サマラール)と呼ぶらしい。大きいもので1匹230ペソ(≒480円)。なかなかの値段。
おうちに帰って調べてみたら、日本語で「アイゴ」というそうで、わりとクセがあるお魚であることが判明!えーどうしよう((;゜Д゜))
どうやって食べよう?味は?→というのをいずれ別記事にまとめます(たぶん)。^^;結果的には、美味しくいただきました♡
あとはイカを2ハイ購入しました。
Star Apple
フルーツエリアでは、旬のマンゴー♡♡と、巨大アボカド。
そして、ここでも見慣れないフルーツをゲット。遠目で見たらマンゴスチンかな?と思いきや、スターアップルというそうな。
おっぱいフルーツという異名を持つというこの果物、果たして味は??→こちらも別記事で。
あとは定番のお野菜をちょこちょこ購入。
あー楽しかった♪♪(^▽^)
ファーマーズマーケットに行くときのポイント
ここに限らず、ローカルの市場に行くときは同じだとは思いますが、私は以下の準備をして出かけます。
- ラフな格好をする。:汚れても良いように&お金がある人と思われないように。
- 靴はスニーカー。:床がウェッティで滑りやすく、サンダルだと足が汚れます。
- 貴重品を分ける。:買い物用のお財布は最低限の小銭を入れています。
- 汚れても良い財布をもつ。:おつりが濡れていたり汚れていたりします。
- リュックは前で持つ。:ローカルエリアはスリに注意。
- 自宅の冷凍庫に水道水の氷とお水を張ったボウルを入れておく。:シーフードの処理のときにフィリピンの常温のお水だと傷みやすいので。
- 保冷剤と保冷バッグを持っていく。:市場で氷をくれないので。
まとめ
期待を裏切らない規模のファーマーズマーケット。BGCから車で40分くらい、バスと電車を使って50分くらいと、まあまあ許容範囲内にあることが判明しました。
新鮮な魚介類を午後にゲットできる(朝寝坊できる♪)、Dampaでいただける♪というメリットは大きいです。
ただ、やはり暑い国で魚介類を持ち帰ることを考えると近いに越したことはないですね。加えて、カルティマールには日本食材店や日本人経営のお魚屋さんがあるということで、マーケット以外のオプションが大きいんですよねー。
とはいえ、ファーマーズマーケットは1度ではなかなかじっくり見きれないくらい大きくて楽しかったので、また行ってみたいなと思います♪♪
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