コロナ禍のロックダウンで1年以上ワークフロムホーム(WFH)の夫。
ゴリゴリのIT企業なので、食事のとき以外深夜までほとんどPCの前で仕事しています。
結果、持病の腰痛が悪化。ひどいときは椅子に座っていられず、立ちっぱなしや横になったままじゃないと仕事ができないこともありました。
そろそろ必要な投資だろうということで、ちょっといい椅子を購入することに。
海外含めレビューを比較し尽くした結果、日本ではあまり知名度がまだありませんが、SECRETLAB(シークレットラボ)というブランドのゲーミングチェアに決めました。
ここでは、夫が選んだポイントとともに、SECRETLAB(OMEGA)の使い心地をまとめたいと思います。
結論としては、買ってよかった!という感想です。
- 長時間デスクワーク・PC作業をする人
- 腰痛のある人
- 身長160cm以上の人
ちなみに、最後まで迷ったもうひとつの候補はRazer ISKURでした。
こちらもゲーム業界では世界的に有名なブランドで、ユニコーン企業としてスタートアップ業界でも大注目の会社が作った最高傑作という評判です。
見た目の高級感がありますね。
Razerはレザーのみということで、耐久性を考えて最終的にOMEGAのファブリックを選びました。
SECRETLABのOmegaを選んだポイント
夫が椅子選びであげた条件は以下の通り。
- 予算5万円前後
- インテリアに馴染むデザイン
- できればメッシュまたはファブリック(布)
- 首まである背面が高い椅子
- ランバーサポートあり
- フルリクライニングは不要
- オットマン不要
SECRETLABを選んだポイントは以下の通り。
- 50ヵ国以上の世界中にユーザーがおり、レビューがいい
- ゲーミングチェアの中でデザインがシンプル
- 1日16時間以上ゲームをするようなプロゲーマー用に作られている
- 五年保証あり
価格とデザインのバランス
人間工学に基づいたオフィスチェア、と言ってもピンキリですが、10万円以上のハイエンドのチェアはやはりおしゃれ。
でもそこまでは求めていないんだよね、というときに、ゲーミングチェアは5万円台以下でも良い選択肢がたくさんありました。
SECRET LABのOMEGAは、派手目なデザインが多いゲーミングチェアの中でもインテリアに馴染む色合いのものを選びやすくなっています。
耐久性
レザーはどのメーカーでも耐久性がいまいちといちというクチコミが多かったです。
そのため、メッシュとファブリックで比較。
SECRETLABのファブリックは3年以上使用した人のレビューもあり、メーカー保証が5年あるということで耐久性に期待しています。
機能
長時間のデスクワークに対応するため、
首まで支えられるタイプの椅子+アームレストの角度の自由度が高い
というのが夫の優先度が高い項目。
また、ランバーサポートも注目しました。
ランバーサポートとは、背骨の自然なカーブをサポートし適切な姿勢を保つための機能のこと。
一体型と外付けがあり、一体型はハイエンドに多い印象。外付けと違ってズレないので良い姿勢をキープできるというメリットがあります。
ただ、ランバーサポートは硬さなどが合わずいらない、という声もちらほら。
外付けのものだと、硬さなどの好みが合わない場合は別のものに取り替えられるというのがメリットかもしれません。
一方、夫はフルリクライニングやオットマンはいらない派。
これは人によると思いますが、夫の場合はベッドルームのひとつをオフィススペースにしているので、椅子で横になる必要性がないというのが大きな理由です。
180度リクライニングをする広さもありません。
むしろ長時間耐えられるフットレストが欲しいところですね。
SECRETLAB(シークレットラボ)とは
SECRETLABは2014年にシンガポールで創業された会社。
プロゲーマーである2人の創業者が、市販のゲーミングチェアで長時間の負担を感じていたことから開発されました。
考え抜かれた人間工学的デザインと完璧な品質・快適性を兼ね備えたプロダクトを追求し、改善を重ねています。
世界中のe-sportsやプロゲーマーの大会とのタイアップなど、プロからの評価も高いゲーミングチェアとしてシェアを伸ばしています。
SECRETLAB公式サイト(日本語)→https://secretlabchairs.jp/
SECRETLAB(シークレットラボ)Omegaの実際のサイズと座り心地
座面の高さ、横幅、奥行き
- 高さ 46−55.5cm
- 横幅 36cm
- 奥行き 49cm
海外製のゲーミングチェアは座面が高く日本人の体型に合わないというレビューがちらほらあります。
こちらのOMEGAも一見46cm以上と高めに見えるのですが、座面の奥行きがちょうど良い。
身長175cmの夫は座面を46cm(+座布団)で設定して足裏がきちんと着くようなバランスになっています。
*参考:夫が候補のひとつにしていた人気チェア、AKRacing proX V2の座面奥行きは55cm
アームレスト
アームレストは上下・左右・内外に調節可能な4Dタイプ。
触った感じは程よい弾力があり、長時間のPC作業でもガタつきなく快適です。
夫曰く、この内側に自由な角度をつけられるというのが、以前使っていたオフィスチェアとの大きな違いだそう。
PC作業のときにこれまではデスクに前腕をつけるため前屈みになっていたところ、OMEGAのアームレストをいい角度にすることにより背中を椅子に付けた姿勢でタイピングできるようになりました。
リクライニング・ロッキング
リクライニングは85度から最大165度まで傾けられます。
座面も傾くようになっているので、165度のときもかなり仰向けに近い形になります。
ロッキング機能もあるので、リラックスしたい時にゆらゆらすることも可能です。
クッション
付属のクッションは2種類。
OMEGAは外付けで、どちらも低反発の程よい弾力があるタイプ。
頭部のクッションは冷却ジェル付きになっており、涼しさを保てるそうです。
ただ、夫は汗っかきでタオルを巻いているので、その冷感ジェルの恩恵は受けていません。
頭部のクッションにベルトが付いていて、好きな高さに調節できるようになっています。
一方、腰のクッション(ランバーサポート)はポンと置くだけなので、背中との隙間に挟むような感じになります。
椅子全体が体にフィットするような形なので、固定されていないクッションでもしっかりと背中をサポートしてくれます。
ちなみにSECRETLABのTITANというシリーズではランバーサポートが内臓型になっているので、よりフィットするそうです。
必要な床面積(キャスター幅)
キャスターの一番広い距離は70cm。
背もたれを90度くらいにした時の前面(夫が座った膝)から背もたれまでの距離は約80cm。
PC作業用の背もたれの角度にして座った状態だと、およそ70cm×80cmくらいのスペースが必要になるイメージです。
ちなみに、一番背もたれを倒した時の膝から頭部までの距離は約125cmでした。
座り心地と姿勢(身長175cm夫の実際の様子)
肝心の座り心地はというと、
- 座面、ランバーサポート、頭のクッションの柔らかさがちょうど良い
- 姿勢が前屈みになりにくく、首まで真っ直ぐ保たれるので長時間使用しても以前と比べて疲れにくい
- リクライニングの調節などがスムーズでストレスが少ない
ということで、姿勢が正しく保たれるおかげで、一番の目的であった腰痛改善の効果がありました!!
そして長時間のPC作業の後の疲れが全然違うとのこと。
満足度が高い結果となりました。
メッシュと比べて蒸れる?
購入した時期が4月という連日35℃を超えるフィリピンでは最も暑い時期なので蒸れるのが心配でした。
感想としては、直接肌に触れるのがアームレストのみなので、蒸れは全く感じないとのことでした。
SECRETLAB(シークレットラボ)OMEGAのデメリット
組み立てはちょっと大変
重量が30kgあるので、届いた時の箱から重いです。
ただ、説明動画がしっかりしているので、組み立てのプロセス自体はわかりやすいです。
夫と大人2人で組み立てして45分程度でした。
一人で組み立てる場合は、安全に持ち運べるスペースの確保が必要だなと思います。
腰のクッションの位置調整ができるともっと良い
腰クッションは置くタイプなので、背もたれと挟んで使うような形になります。
ベルトなどで固定できるともっとフィットするかもしれません。
いい姿勢を保つ意識が着くという意味ではメリットともいえます。
あぐらはかきにくいかも
座面の脇に盛り上がった箇所があり、これが姿勢を安定させる箇所でもあります。
一方で、足を椅子の上で組むような姿勢の時には当たってしまいがち。
夫は座布団を敷いて対応しています。
まとめ
SECRETLABのOMEGAを購入して1か月程度ですが、今のところ夫にとっては座り心地がよく、腰痛も改善したとのこと。^^
PCと同じくらい椅子は仕事道具として重要なので、思い切って買ってよかったです。