足のうらなどにできる痛〜いできもの、魚の目(ウオノメ)。
先日、夫がついになってしまいました。
本来であれば皮膚科を受診するのが最善ではありますが、病院にも行きづらい今日このごろ。
日本でいう「ウオノメパッチ」はあるのか?と探してみたら、ありましたのでメモします。
魚の目(ウオノメ)・タコの正体
そもそもウオノメって何?ってことなんですが。
医学用語では「鶏眼(けいがん)」と言います。(えっ、魚じゃないの??)
これは、摩擦や刺激によって固くなった皮膚です。
骨のある部位の皮膚が、靴など硬いものにあたっている摩擦や刺激により固くなり、中心部がトゲ状になって痛みを生んでしまうんですね。
タコは、同じように摩擦や刺激により皮膚が固くなったものですが、トゲになっていないので痛みを感じないという違いがあるようです。
タコとウオノメって親戚なんですね。
詳しくは皮膚科の情報を参考にご覧ください。
>>ウオノメ、タコとイボについて/ こころ皮ふ科クリニック
魚の目(ウオノメ)の英語の呼び方
日本ではウオノメというあの痛いトゲ。
英語でなんと説明するのか?というと、、
「Corns」でした。あのとうもろこしのコーンです。
医学用語では「Clavus」とも言うそうです。
ちなみにタコは「Calluses」。
薬局では「Corns」だけでも通じますが、「foot corns」というと確実に伝わると思います。
参考>>Corns (Clavus)/ Medscape
魚の目(ウオノメ)の治療薬を買ってみた
ウオノメの治療には、皮膚を柔らかくするサリチル酸という成分が入ったパッチが売られています。
マニラのご近所のマーキュリードラッグでは「Salicylic acid」という名前が表記されたパッチがおいてありました。
Calluses, Corns and Warts Plaster Keratolyticとあるので、
「タコ、ウオノメ、イボの角質溶解ばんそうこう」というかんじです。
芯となっている箇所を中心に貼ると、1日で皮膚が柔らかく白く変化し、痛みが和らいだ様子でした。
夫のウオノメは親指の裏だったので、このパッチだと貼っているうちにずれてきてしまうということで、、
液体のサリチル酸も試してみることに。
ガーゼなどに湿らせて貼ってみると、、
足の裏に漏れて全体が真っ白になってしまったそうです。(- -;
液体の使い方はもっとうまくできそうですが、失敗。
ひとまずパッチを貼った上に補強のテープを巻き、しばらくして芯が露出してきたので、消毒して抜いたということでした。
(この芯を取り除く処置は本当は病院でやったほうがいいと思います)
糖尿病の持病がある人は感染リスクが高いので、ウオノメの芯を取り除いたり、皮膚を削る作業を自分で行うことはせず病院を受診することをおすすめします。
まとめ
一度なると痛いウオノメ。国によって魚の目だったりとうもろこしだったり、見え方が違うのがおもしろいなと思いました。
治療法は日比共通で、マニラでもパッチを購入することができたのでひと安心。
今後も悪化する前に処置するよう心がけたいと思います。