【フィリピン結婚式】Principal Sponsor(プリンシパルスポンサー)とは?ご祝儀や服装、当日の役割をまとめます

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先日、夫の友人の結婚式にお招きいただいてセブに行ってきました^^

今回の我が家の役割は「Principal Sponsor(プリンシパルスポンサー)」。

夫は何回かフィリピンの結婚式に参列していますが、このような役割を担うのは初めて。

  • プリンシパルスポンサーとは?
  • プリンシパルスポンサーは特別な格好が必要?
  • プリンシパルスポンサーはどんなことをするの?

と当初疑問だらけだったので、今回の体験談をまとめます。お式の流れはご夫婦によって異なると思いますので参考まで♪

Principal Sponsor(プリンシパルスポンサー)とは

Principal Sponsorとは、新郎新婦が尊敬する相手、結婚後もアドバイスやサポートを求める人のことを言うそう。

フィリピンの言葉ではNinong and Ninang、「God father/ mother」と呼ばれる人たちのことだそうです。


参考
Wedding Ceremony TraditionsMY BARONG

親戚や親しい友人を選ぶとのことで、正直うちが選ばれたのはびっくりしました。

 

当日の様子を見ると、叔母さん叔父さんなど親戚の方々を中心に20組ほど選ばれていました。新郎新婦次第で何組選んでも良いようでした。

Principal Sponsor(プリンシパルスポンサー)の準備①ご祝儀

まず悩んだのがご祝儀。

フィリピンの結婚式では基本的にご祝儀は不要で、披露宴でチップのようなものを渡すイベントがあると聞いていました。

が、今回は「スポンサー」と名前がつくのでさすがに必要なのでは?!と思い、いろんな方面へリサーチ。

→みんな揃って

あげたいならあげたらいいと思うよ、Up to you!

というお返事。(ーー;

 

結局、お祝いだし、ということで5000ペソ包みました。(そして当日チップの封筒もあったので数千ペソ追加しました)

夫婦で参加しているからこれくらいは必要だろうと思ったんですが、結論としては「それほど入れなくてもよい(・・;)」というかんじだったようです。。

まあお祝いの気持ちなので、多すぎて困ることはないですよね^^;

うちのご祝儀はお祝いのカードにメッセージを添えて、封筒に入れて新郎に手渡ししました♪^^

Principal Sponsor(プリンシパルスポンサー)の準備②服装

テーマカラー×フォーマルドレス

フィリピンの結婚式では「テーマカラー」を指定されることがお約束。

招待状にも衣装のカラーが記載してありました。(今回はShade of Blueでした)

 

それとは別に、プリンシパルスポンサーは特別な服装を指定されます。

今回は女性は「Gray Long Gown」。添付されていた写真を見ると、「チャコールグレー」「ダークグレー」といった色合い。

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男性は「Black Suit & White Inner」でした。

【フィリピン結婚式】Principal Sponsor(プリンシパルスポンサー)とは?ご祝儀や服装、当日の役割をまとめます

 

ロングガウンというのは足首まで隠れるような丈の長いフォーマルドレスのこと。

いろんなドレス屋さんをめぐりましたが「ライトグレー」やピンク・ブルーなどの華やかな色が大多数で、「暗めのグレー」を探すのにとても苦労しました。

新婦からは「写真映えを考えるとできれば暗めのグレーがいいけど、見つからなかったら明るいのでもOK♪」というメッセージ。

 

というわけでがんばって探しました。が。

当日行ってみたら、ほとんどの人がライトグレーでした。(ー ー;そこまで厳密に気にするのは日本人だけなのかも、、。

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当日参加されていた方の全体的なドレスの特徴として、

  • レース遣いの華やかなものが多い
  • 袖のあるものが多い(でもベアトップの人もいた)
  • 足元はヒール。オープントゥ(サンダル)やウェッジソールでもOK
  • ヘアスタイルはシンプル

というかんじ。

ヘアスタイルをアップにしている人は少数派で、ロングの髪をストレートに下ろしている人もたくさんいました。

このへんは日本との違いを感じますね〜。

バッグも自由。プリンシパルスポンサーやブライズメイドの人はクラッチバッグが多かったですが、普通の大きなバッグを持つ人もいました。

バロンタガログ×テルノ

ちなみに夫がこれまで参列したお式ではフィリピンの正装として「バロンタガログ」を指定されることが多かったようです。

バロンとはバナナの繊維などを使った見た目にも涼しいフィリピンの男性の正装。

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イメージphoto by pinterest

 

女性はこれに対して「テルノ」と呼ばれる袖がふんわりしたレースのドレスを着用します。

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イメージPhoto by pinterest

子どもの服装

子どもについては今回は特に指定なしでした。

息子は手持ちのバロンを着せましたが、他のお子さんは蝶ネクタイ+白シャツ+サスペンダー+ズボンという格好の子が多かったです。

ズボンはなんでもよいみたいで、デニムだったりコーデュロイみたいな素材だったり。

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イメージPhoto by pinterest 

女の子はワンピースが多かったです。

Principal Sponsor(プリンシパルスポンサー)の当日の役割

Marriage Certificateにサインする

当日一般の参列者よりも早い時間に集合の連絡があり、Marriage Certificate(婚姻証明書)にサインをしました。

4枚つづりになっており、プリンシパルスポンサー全員のサインが入ったあと、お式の途中で新郎新婦のサインが入って完成、という流れになっていました。

女性のスポンサーは目印として手首にお花を飾りました。

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バージンロードを歩いて入場

これ、びっくりだったんですが。

新婦の入場の前に、プリンシパルスポンサーがバージンロードを歩いて一番前の決められた席まで行きます。

順番としては、

  • 新郎両親→新郎→プリンシパルスポンサー→ブライズメイド&グルームズメン→新婦両親→新婦

という順番で入場していきました。

 

ほかのゲストは日本と同じように、お式が始まる前に後方に着席しています。その中を歩くのはとても緊張しました、、^^;

 

女性は男性の腕に手を添えて入場するんですが、正面で新郎とそのご両親がニコニコ待っているのでそこで各々好きなように挨拶(ハグしたりマノという仕草をしたり)して席につきます。

新郎と近いかんじはすごくいいなと思いました^^

誓いの言葉

新郎新婦の誓いの言葉のあとに、プリンシパルスポンサーも起立して誓いの言葉を言う場面がありました。

「今後も新郎新婦を支えますか」というような内容を神父さんから問いかけられるので、

Yes, we will」とスポンサー全員で声を揃えて応えます。

写真撮影

お式の最後に、新郎新婦やご両親と一緒に前へ出て記念撮影。

衣装の色が揃っていて映えますね。

披露宴の出だしでほかのゲストにご挨拶

お式が終わり一段落と思いきや、披露宴会場で特別な席が用意されていてまたまたびっくり。

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新郎新婦の上座のすぐ横にスポンサー席が用意されています。ここは両親や親戚一同のお席。

新郎新婦に一番近いところに両親や兄弟の席があるのはすごく新鮮です^^

プリンシパルスポンサーは、新郎新婦が入場する前に会場で一人ずつ名前を紹介されました。

今回は名前の紹介→1フレーズのダンスというおまけつき。それぞれアドリブでノリノリの曲に合わせてダンスをするという^^;会場は盛り上がりました。

まとめ

フィリピンの結婚式で特別な役割をもつプリンシパルスポンサー。

新郎新婦の素晴らしい一日を彩る大役をいただき、こちらもとても幸せな気持ちになりました。

少しでも参考になれば幸いです。

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